図書館のない人生なんて

library

気づけば、私にとって図書館はいつだって特別な存在だった。

初めて学校をさぼったのは高校生の時。
図書館に行って勉強をしたり小説を読んで過ごした。

大学の図書館では、何をするでもなく、ただ時間をつぶすために来ていた。
大抵は寝ていた。
あとは面白そうな造園の本や、「世界の屋根」について書かれた本をパラパラと眺めたり。

産休の時に、家から歩いて行ける場所に図書館があることを知った時の幸福ったら。
昔はまった本を読みなおしては浸った。

そして今。
小説を描くときは、もっぱら図書館だ。
そばの自販機で100円の温かい飲み物を買って、イヤホンで音楽を聴きながら。

図書館のない人生なんて、私には考えられなかった。
いつだって、私の時間は図書館と共にあった。